スピーチが上手な人全員が
いきなりその場でお願いされて
みんなを感心させられる話ができるとは限りません。
話上手な人も緊張する
話上手な人も、演説が得意という人も
突然頼まれたら、あなたと同じように緊張もするし、
話の組み立てがうまくできなくて焦ってしまうこともある。
それでも、堂々と数十人、数百人、何千人という聴衆の前でスラスラ話ができるのはどういうことなのかわかりますか?
どうすればそうなれるのか?知りたいですね。
何人もの人の前でスピーチをしなければならないなんて考えただけでも嫌!
第一、どんなことを話せばいいのか思いつかない。わからない。
職場の朝礼で、「当番制で回ってくる3分間スピーチ」でさえ気が重い。
誰だそんなの決めたの!
しまいには苛立ちと怒りにも発展しそうな勢いの感情になります。
みんな、仕事に関することや社会情勢や休みの過ごし方、色々よく話すことあるな。
自分には話せる話題なんてないぞ。
と思う気持ちはごもっとも。
簡単に3分間スピーチがうまく乗り切れるようになる方法をお伝えしましょう
スピーチをうまく乗り切る方法
「人民の人民による人民のための政治」
ご存知リンカーン大統領の演説の言葉です。
この言葉、初めからリンカーンが作った言葉ではありませんでした。
もともとは聖書からジョン・ウィクリフが英訳し、それを政治家が真似、牧師が真似、それをリンカーンが真似た言葉です。
すっかり一緒ではなく、少しずつ変化していっていますが。
あの、リンカーンでさえ、全てオリジナルではないということです。
あなたが、一つ何か言いたいこと、話せることを見つけたらそれに類似した内容を見つけてみる。そんなところからも話のネタは見つけることができます。
誰かのマネ?
と捉えられることも、あなたの視点が入ればあなたのものになります。
そして、スムーズにスピーチを進めるには、やはり行き当たりばったりではうまくいきません。
思いつきではうまくいかない
あれを話そう。こういう風に。内容はわかった。大丈夫。と思っても、いざ喋り出して見たら、うまく言葉が出てこない。
それは、練習していないからです。
心で何回リハーサルをしても、スピーチはうまくなりません。
実際に声に出して、何回か話してみることです。
言いにくい言葉や、うまくつながらない内容のチェックを必ずしておくこと。
話す内容が自分の中にすっかり落とし込めていれば、細かい言葉の違いは気にならず、安心して最後まで話すことができます。
知らないことを1日で覚えて、うる覚えのまま、自信のないまま話し出すと、自分が何を話しているのかわからなくなったり、途中で忘れてしまって恥をかいてしまったり・・・尻切れトンボで終わってしまったり。
わかっていること、体験したことならば、話の途中で脱線してしまっても、知ってることだから続けることができます。
どうせ話をするなら、スピーチ上手いなと思われたいじゃないですか。
話そうと思うことについて充分に知って(わかって)いない限り、どんな人でも、人の前に立った時に平然を保つことなどできません。
充分な準備をする。それが大事です。
リハーサルをする
芸能人でも、政治家でも、結婚式の司会でも、みんなリハーサルをしています。
実際と同じ舞台で、同じようなシチュエーションで、まず練習してみる。
大きなところで話すのに、控室だけで練習していても、本番で上がってしまいます。
一度はその舞台でリハーサルをする。
どんな時でも、どんな人にも当てはまる心得は「準備をする」の一点につきます。
あなたも、しっかり準備をして「スピーチ上手だね!」と言われましょう。