認知症予防にはただ計算や音読をするだけでは意味がない 肝心なのは◯◯すること!

認知症予防

認知症予防講演会

9月19日(木)、私の住む街で

脳科学のスペシャリスト

東北大学の 川島 隆太教授による

「脳科学から考える認知症予防について」の講演会がありました

 

ちょうど先日、
川島先生がお書きになった
認知症予防の本を購入したばかりだったのであまりの偶然に感動!

1時間半の講演があっという間で、
耳を大きくしてしっかり学んでまいりました。

 

その中で、私たちが取り組んでいる
脳活音読についてもお話しされていて
衝撃の事実を知ってしまったんです。

 

仕事も定年になる頃

そこからは夫婦2人きりの生活。

人生100歳までとすると
なんとあと40年から50年もあります!

 

親と生活した年数よりも

子供を育てている年数よりも

ずっと長い年月を
さらに夫婦2人で過ごしていくのです。

長い・・ですね。

 

太く短くと願っても
医療が発達しているので

そう簡単に人生終わることもできません。

病気治っちゃいますから。

 

90歳を超えると
8割〜9割は女性が残るらしいので、

それまでは長く夫婦仲良く
元気で暮らしていかなくてはなりません。

 

元気なことも大事!

お金が尽きないことも大事になってきます。

将来は人生120年なんて言われて、
さらに恐ろしいことに!
いや嬉しいことに。

二重三重の介護にならないために
しっかり対策を考えていきましょう!

計算や音読をするだけでは認知症予防にならない

え〜!

ちょっと待ってください。

それは

巷に溢れている
脳トレのプログラムが
意味ないってことですか?

 

落ち着いて聞きましょう

まず、

まず落ち着いて。

 

川島先生曰く、

「計算、音読ただそれだけを普通にやっても意味ない!」

「意味ないんです!」とのこと。

本当の認知症予防対策は?

世の中では

計算や声に出して本を読むことで
認知症予防になる

という間違った情報が
当たり前のように言われていますが、
本当はそれだけではなく

🌟簡単な計算でいいから

早く解く!

🌟音読もただ読むのではなく、

早く読む!

 

この早くっていうところがミソ

 

どんなに計算をといても、
音読をしても、

ゆっくり普通にしていては

意味がないのだそうです。

気付けてよかった!

教えていただいて本当に良かったです。

 

音読教室で伝える時に

間違ったことを言わずに済んで良かった。

川島先生ありがとうございます。

 

川島先生の認知症予防のドリルも販売されてますが

例えば音読ならば、
新聞の社説でもいいそうです。

大体800字くらいを
早く読むように練習するのがベスト!

 

社説では文章が難しい
というならコラムでもいいんだそうです。

コラムは200字くらいしかないから
3回くらい繰り返して読む!

1人で練習するならそれでいいとのこと。

 

講演では川島先生が考案した
脳活用のゲームの話や
機械の紹介もとても興味深いものでした。

今は高齢者の車の運転に対しても厳しくなってますよね。

それに対応できるようなゲームの紹介、
瞬時に判断して反応を促すようなゲーム。

実際に慣れて上手くなると
車の運転のとっさの判断に違いが現れるようです。

都会ならば電車やタクシーでの移動ができても、
地方に行くと車の運転は
必要不可欠となっている場合が多いはずです。

ベストな決着方法を見つけるのは難しくても、
研究はどんどん進んでいるんだなと思いました。

肝心なのは◯◯すること!4つの習慣で認知症予防

ということで

肝心なのは 早く することでした。

脳に負荷がかかることがいいのだそうです。

 

これから生きていく上で大事なことは

  • 脳を使う習慣
  • 体を動かす習慣
  • バランスのとれた栄養を取る習慣
  • 人と積極的に関わる習慣

この4つの習慣を身につけて生活すること。

 

聞くだけ、学ぶだけではダメダメ!

行動することが大事なのです。

 

はじめの一歩が肝心

自分のできることから
楽しく取り組んでいきましょう。

 

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